今年は戦後70周年。
とても考えさせられる、
貴重な仕事に
ご縁を頂きました。
ある神社さんから
『戦没者の遺族が、神社に
遺品や写真を預かってほしい』
『神社で処分してほしい』
とこられる。
要は、
戦没者の遺族の方々も
ご高齢になり、
その家族も戦争を知らない
世代になり、遺品や写真を
残すのが難しくなってきている
現実があるとのこと。
ここで宮司さんが
このままではいかん!
せめて写真を後世に残さなければ!
との強い意志のもと、
地域の戦没者遺族会と
連携され、
遺族の方が残されている、
写真を集め、しっかりと残そう。
とのことでした。
その写真を預かり、
再プリントをすすめていますが、
この預からせて頂く写真には
いろいろな種類があり、
残念ながら、
その保存状態が悪いものが
ほとんどです。
がしかし、
中には、当時の写真スタジオで
撮影したであろう写真もあります。
その写真が素晴らしい。
もちろんモノクロ写真。
その黒の調子、シャープさ、
奥行きや構図。
どれを見ても
素晴らしい。
ただ、写っている方の
表情を見ると、
その方の想いを考えると、
言葉に出来ない表情を
されています。
これから戦争に行く。
その前に写真を撮る。
それは想像できない境地です。
戦争を知らない世代ですが、
この写真は
絶対に後世に伝えて
残さなければいけない写真で
あることははっきりと
わかりました。
後世に伝える、写真。
長文失礼しました!
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